WORK COLLECTION

作品集

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WORK COLLECTION : NEW

鳴子の家

  • 敷地面積:3017.88㎡
  • 建築面積:158.70㎡

150年物の梁が見守る、「伝統構法」による新築の家。

これぞ、という古材に
出合うまで、約7年じっと待つ。
以前の住まいは、座敷の続き間で広々とはしていたが、使わない部屋も多かったという話を受け、建坪を60坪から45坪へ縮小し、玄関を真ん中に平屋のリビングダイニングと二階建ての母屋をつなげることに。リビングダイニングに入ると出向かえてくれるのは、歴史の重みを感じさせてくれる、幾重にも連なる「梁」。この梁は築150年の古材。施主が気に入る木の風合いに出合うまで、約7年の時間を要した。古材を構造材として取り入れた古材の新しい利用方法「伝統構法新築」。古材を建物の意匠的な表情づけの役割に留めることなく、“現役の構造”として活かすことが資源活用、古民家の継承につながるという点からも注目を浴びはじめている。
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TVカウンター下の棚の細かな意匠など、職人ならではの手仕事が光るリビング。この棚は『古遊工房』の家で建材として採用している山形県の金山杉の端材で寄木をした手の込んだもの。冬場は薪ストーブを囲んで家族団らんのひとときを。

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